Stepでは

当GYMでは、ホールドのブラシがけをお客さまにお願いしています。

しかし他のジムではあまり見かけることはありません、ナゼか。

 

ではなぜ? Stepではブラシがけをお願いするのでしょう???

その理由について今回は書いてみます。

 

まず、ボルダリングは「アウトドア」での遊びの一つです。

アウトドアで遊ぶといえば、ほかにも色々ありますよね♪

 

キャンプしかり、釣りやBBQ、登山もそうですしロードバイクも入るんじゃないかな?

そんなアウトドアで遊ぶ人たち全員が守らなければならないルールが一つあります。

 

それは、「自然で遊ぶ者は、遊んだ痕跡を残さない」こと。

 

ゴミを捨てていくなんてもってのほか、すべて持ち帰るのがルールです。

医王山の夕霧峠へバイクでよく上がっている友人がいるのですが

そこにゴミが捨てられていることが多く、いつも怒りながら自ら回収しています。

 

自然のなかにゴミを捨てていく人ってサイテーですよね。

 

じゃあボルダリングではどうか?

自然の岩場では、ゴミはもちろん岩を登った痕跡を残さないのがルールです。

チョークをつけて登れば、チョークが岩に真っ白にこびりつきますので

終わった後はブラシをかけて出来るだけ除去します。

 ただ全部取り切れず少し白く残ってしまうのですが、雨で流れていくんで大丈夫だと思っています。

申し訳ないとは思うのですが。。。まあ原料も自然に存在するものですし許してください。

 

しかし最近、チョークがべっとり付いたままの岩を見かけます。

そう、終えてからブラシかけてないんですね。

こういう状態では雨が降っても流れず固まっちゃってブラシでは落ちにくくなります。

あとから登る人はタイヘンなんですよ。見た目も汚くてほんとガッカリです。

 

これって日頃からブラシがけの習慣が身についてないからだと思っています。

休日に岩場でボルダリング(クライミング)してる人って、いつもはGYMで登ってることが多いと思うのですが。

その人たちはGYMで課題を登り終えた後ブラシかけてます?

 

かけてる人は良いですが、ブラシがけしてない人には

そんなの教わったことない、という方もいるでしょう。

自身、過去の経験では教わったこと、教えてるとこを見たこともありませんしね。

でも教えられていないから良いというものでしょうか?

それともGYMではブラシがけしないのに外岩ではかけるのでしょうか?

 

Stepでは、このことを憂慮して

ご利用いただくお客さまにはブラシがけをするようお願いすることにしています。

「遊んだ痕跡を残さない」、「次に登る人に迷惑をかけない」

日頃のGYM利用もこれらを意識していただくことで、ボルダリングだけでなくキャンプやBBQなどアウトドア全般

マナーを忘れないんじゃないかな?と思っています。

正直これができない人にはアウトドアで遊んでほしくないですしね。

そんな思いからStepではブラシがけをしてもらっています。

 

セッションなんかで自分が残したチョークが原因で仲間が滑って落ちちゃったりしたら悪いじゃないですか。

だから私は次の人へ、「用意は出来た。ガンバって登ってくれ~」という気持ちでブラシがけします。

これって、クライミング文化として必要なことなんじゃないですかね???

どうですか?(^^)

 

クライマーの皆さんがそういう意識を持って行動していただければ

最近おこっているゴミやマナーの悪さから岩場への立ち入りが禁止されたり

地権者の方から悪い印象を持たれることも無くなると思うんですが。。。

 

ブラシがけの必要性をわかっているけど、登るのに夢中になって忘れることもあるでしょうから

あまり口うるさく言わないようにしてはいますが、目に余ればカミナリ落とします。

ウザいし余計なおせっかいと思われるかもしれませんが

自然を大切に思うクライマーが数多く育ってほしいという思いからだと感じていただけたら幸いです。

 

どうぞよろしくお願いいたします。(#^^#) ガンバ☆